永久脱毛?を目指して

永久脱毛?を目指して

19世紀頃から、永久脱毛を目指して様々な脱毛法が行われるようになりました。

硫酸などを直接肌に塗ったり、毛を抜いた跡に汚れた針をわざと毛穴にさし込んだりしていたそうです。

あえて毛穴に炎症を起こして、それによって毛穴を塞ごうとしたようです。

毛穴をふさげば、毛が生えてこられない→永久脱毛になる。

と考えたわけですね^^。 いやはや過激です。

しかし、永久脱毛の効果は期待できず、肌を痛めて醜い傷あとを残しただけでした。


19世紀の終わり頃、
1875年にアメリカで、逆さまつげの治療として、電気分解法が開発されました。
いわゆる永久脱毛法のはしりです。
発毛組織自体に直流電流を流し、毛包組織を破壊し、発毛・育成を阻止するというものでした。

20世紀後半には、電気脱毛士という職業も出現し、広く認知されるようになっていきました。

また1907年頃から50年間、
同じくアメリカで、X線を使った脱毛が行われていました。
永久脱毛は、かないましたが、副作用として、シミ・シワ・傷などがみられるようになりました。
脱毛後10年以上経過してから、皮膚ガンになる場合もあり、危険なため
次第に行われなくなっていったようです。
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