毛を抜く方法
毛根から引き抜くので、表面上、きれいに脱毛されたように見えます。
しかし、毛根部はそのままなので、また生えてきます。
1本ずつ抜いていかねばず、とても時間がかかり、抜くたびに痛みを伴います。
毛穴とは逆の方向に引っ張ることも多く、毛穴から細菌が入り、
炎症を起こしたり、毛のう膿炎になったりする可能性もあります。
また、毛を抜く事によで、血球の供給を増やし、
前よりも太くて根深い毛を生えさせようと、
毛自体がどんどんたくましくなろうとする習性があるようです。
すなわち抜けば抜くほど、濃く強くたくましくなってゆくのです。
嫌ですね。恐ろしいですね。
また、無理に引き抜くので、
途中で毛が切れて皮膚の中に埋もれてしまう場合もあります。
埋没毛と呼ばれています。
埋没毛をなんとかとろうとして、針やナイフでほじくったり、
汚れた毛抜きで傷つけたりすると、
毛のう炎になることもあります。
完治した後も、毛穴や毛穴周辺の皮膚が色素沈着をおこし
黒ずんでしまうことがあります。